日米学生会議 #1
2005年 03月 10日
昨年の夏に参加した日米学生会議は、満州事変の勃発から
日米関係の悪化を危惧した学生らが「世界の平和は太平洋の平和にあり」と謳い
70年前に創設した日本で最も伝統のある学生会議だ。
当時の学生らの願いとはうらはらに、結局太平洋戦争は起こり、
一度は中止された会議も、終戦後再び再開されるようになった。
私が参加した第五十六回日米学生会議は、ハワイ、サンフランシスコ、ワシントンD.C.、
プリンストンの四都市において開催され、日米両国79名の学生と共に
一ヶ月間生活をしながら、議論を重ねた。
会議から学んだことは多い。
それは、アメリカ人の学生と向き合うことから得た日米間の相違といったものよりは
人種や国籍、文化や歴史を超えて全人類に共通の喜怒哀楽や、価値観といったもので
アメリカという鏡を通じて「日本人」の自分の位置づけを確認したのではなく
自分が「自分として」どんな人間であるのかを、ただただ79名という大集団の中に
身を置くことによって再考する機会を得たのだと考えている。
日米関係の悪化を危惧した学生らが「世界の平和は太平洋の平和にあり」と謳い
70年前に創設した日本で最も伝統のある学生会議だ。
当時の学生らの願いとはうらはらに、結局太平洋戦争は起こり、
一度は中止された会議も、終戦後再び再開されるようになった。
私が参加した第五十六回日米学生会議は、ハワイ、サンフランシスコ、ワシントンD.C.、
プリンストンの四都市において開催され、日米両国79名の学生と共に
一ヶ月間生活をしながら、議論を重ねた。
会議から学んだことは多い。
それは、アメリカ人の学生と向き合うことから得た日米間の相違といったものよりは
人種や国籍、文化や歴史を超えて全人類に共通の喜怒哀楽や、価値観といったもので
アメリカという鏡を通じて「日本人」の自分の位置づけを確認したのではなく
自分が「自分として」どんな人間であるのかを、ただただ79名という大集団の中に
身を置くことによって再考する機会を得たのだと考えている。
by akkohapp
| 2005-03-10 11:47
| JASC